忙しくなってくると、ついつい食事をないがしろに考えてしまいます。
実は、食事の内容に気を配るだけで、あなたの集中力は劇的に変化してきます。
このことは、脳科学と栄養学の分野で証明されています。
集中力の源であるウイルパワーを生み出しやすい脳と食事の関係について解説しようと思います。
ここが、重要です。脳はブドウ糖がないと働かないということを、
頭の片隅に置いておいてください。

Contents
集中力を生み出す脳を動かすために不可欠なエネルギー源となっているのは、6つの栄養素からなっております!!
集中力を生み出す脳を動かすために不可欠なエネルギー源となっているのは、6つの栄養素からなっております!!
1.ブドウ糖 2.脂肪酸 3.リン脂質 4.アミノ酸 5.ビタミン
6.ミネラル ということになっております。
複雑な働きをする脳に、これだけ摂っていれば大丈夫ということはありません。
これらの栄養素が関係しあって、脳を動かしているからです。
集中力に関していえば、この6つの中でブドウ糖が非常に重要な役割
果たしています。
脳は、他の体の仕組みとちがい、エネルギー源としてブドウ糖しか活用
することができないからです。
ブドウ糖はウイルパワーの燃料庫になっております。集中力を支える源でもあるのです。

脳は、大食いで体重に占める割合は
脳は、大食いで体重に占める割合は、2%に過ぎないにもかかわらず、エネルギー消費量は、18%にもなります。
その消費量は、毎時5グラム、脳は、ブドウ糖を備蓄することにができないので、足りなくなった分は、肝臓に蓄えられているグリコーゲンを、
必要に応じてブドウ糖に変えることによって補っています。
肝臓に備蓄できるグリコーゲンは、60グラム程度が限度なので、最長でも12時間しか脳にブドウ糖を供給することができないのであります。
その間に食事をし、エネルギーを補給しなければ、脳は栄養不足になります。
当然、体を動かす司令塔である脳が、栄養不足となれば、思考力と行動力も低下します。
集中力も途切れることになります。
脳は、睡眠中も休むことがなく、働き続けている
脳は、睡眠中も休むことがなく、働き続けているので、その間もブドウ糖を消費しています。
起き抜けにボーッとしているのは、当たり前のことなのです!
脳は、エネルギーを食いやすい器官なのです。
低Gi食品と間食が,集中力を持続させます。
具体的に何をどれくらい食べて、集中力が高まるのでしょうか?
ここでも、重要なのが、低Gi食品と間食です!
ちなみに、Gi食品はといいますと、グリセミック・インデックスの略で、食事の後、2時間の血糖値がどのように上昇していくかを示す指標の
なのでしょう。
食べたらグンと血糖値が上がる食べ物を高Gi食品といいますとじわりと
上昇していく食べ物を低Gi食品と呼びます。

低Gi食品の特徴は、血糖値がおだやかに変化することです
低Gi食品の特徴は、血糖値がおだやかに変化することです。
実は、これが、集中力を持続にとって非常に重要なポイントとなります。
食事によって、ブドウ糖が補給されると、血糖値が上昇するということになります。
脳にもエネルギーがいきわたり、集中力も思考力も高まります。
血糖値の下降時には、集中力が途切れてしまいます。
注意いしてほしいのが、急激に上昇した血糖値は、急激に下降する
性質を持っています。
ここで問題です!どうして注意してほしいかといいますと、
ここで問題です!どうして注意してほしいかといいますと、
血糖値の乱降下に、人間は強いストレスを感じるからです。
例えば、高Gi食品中心に朝ごはんを食べた場合は、こんなことが
起こります。
食事の後は、血糖値が上がり、ボーッとした状態からスッキリと
物事が考えられる状態に変わっていきます。

その集中状態が長続きしません。